2005年08月29日

姫が愛したダニ小僧〜Princess and Danny Boy〜

作・演出・出演/後藤ひろひと 会場/シアタードラマシティ 2005.8.21.昼
出演/ユースケ・サンタマリア、富田靖子、高杉亘、佐藤康恵、
大路恵美、松永玲子、松村武、ラサール石井、
Piper(川下大洋、山内圭哉、竹下宏太郎、腹筋善之介)

これも5月の「シャッフル」の感想が書けてないけど置いといて(おい)先週見た大王・後藤ひろひと作、Piperの旗揚げ公演のリメーク版。

初めは建設途中で放棄されたビルに住み着いた不思議な男(後藤ひろひと)が客席に話しかける所から。そこへ自殺のために登ってくるサラリーマン・飯田(ラサール石井)。イライラしている飯田にのんきに話始める男。その話がこの舞台の本筋。

老人ホームに預けていた祖母が亡くなり遺品を引き取りに来た祐一(ユースケ・サンタマリア)とエリ(佐藤康恵)夫婦。そこへ自分を「すみれ姫」と名乗るお婆さん(富田靖子)が現れ、彼等を手下の船長と洗濯娘と呼び、恋するダニ小僧に会うために脱走するのを手伝えと言い出す。施設の看護士の扱いの悪さにお婆さんを連れ出したものの、彼女のすみれ姫の話はボケからくる空想と思っていた二人の前に、話通りに二人の剣士・城一郎(高杉亘)と橋本ゆうじ君(山内圭哉)や船長の船を操る豚女(松永玲子)が次々登場し、空想なのか現実なのか分からない世界に入ってしまう。

いつの間にか老人ホームの医院長(松村武)は姫を追う鯖田侍従長に。看護士・渡辺(竹下宏太郎)と看護婦・麗子(大路恵美)は悪者剣士・フリードリッヒと魔女ベアトリーチェに。あの形状じゃ乗れないウマに・・・いつもながらメルヘン入ってます。
まず、高笑いして弾けてる大路恵美さんに絶句。最近では「剣客商売」の三冬さんの印象が強かったのでどこか危ないぶっ飛んだキャラが出来る人だったんだなあと新鮮でした。それから富田靖子さん。席が後ろだったのもあるけど、最初すみれ婆さんが誰なのか分からなくて、この顔ぶれだと誰なんだと首を捻ってしまった(^^;
Piperの面々はすっかりネタ部隊っすね。侍従長に雇われた芋宮殿(川下大洋)がガラスの仮面読んでたり、アイアンフット(腹筋善之介)のやりとりは筋に何にも関係ない。特に腹筋さんのパワーマイム長いし〜。後ろで休憩してる他の役者さんも見なきゃならないしこのシーン結構忙しいって。それから島じじぃ。客席からひっぱり上げた男性客にパーティ用の三角帽子をかぶらせ、なんの説明もなくピンスポットの中に座らせて話を繋げてしまうとは。私の見た回は他の役者さんが引っ込んだ時におじさんが逃げようとしておかしかった。セリフはアテレコで大王が喋ってたけど「息子の芝居を見に来て」とも。もしかして何方かの父上?

ネタが延々と続きながらも、最後には願いをかなえる自販機の力もあって(当たり付きとはダ○ドーのか?)ハッピーエンドでちょっとほっこり。
カーテンコールで歌いながら「ほら!3階席も」(<ドラマシティにはない)と上手く客を乗せてるユースケさんは、巻き混まれつつツッコミの役も違和感なかったけど、ここが一番いきいきしてた気も。
posted by あさみ at 00:43| 大阪 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
後藤ひろひとの芝居はチケットが高くて、人気があってとりにくいし、ということで生で見ていないのですが、(テレビでみたところ)パワーがあっておもしろそうですね。
他の芝居でも、もう少し、出演者が地味でもいいから安くしてくれないものか、と思うことが多いです。
Posted by teshi-hi at 2005年09月05日 12:23
てっしーさん、こんにちは。
東京はホントにチケット取りが大変みたいですね。友達の話を聞く限り大阪はちょこっとマシなようです。チケット、中でもパルコプロデュース作品などは割高感がありますね。最近は舞台ブームなのか知名度のあるタレントさんの起用も多いですし、そういうのもチケット高値に繋がってるのかなーと。
大王の舞台は良質なメルヘンだと思います。どこかで救いがあるのがいい感じです。
Posted by あさみ at 2005年09月06日 11:39
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