2005年08月28日

納涼 茂山狂言祭2005

会場/大槻能楽堂 2005.8.27.夜
出演/茂山千作、千之丞、七五三、あきら、千三郎、宗彦、逸平、童司、
網谷正美、丸石やすし、松本薫、島田洋海

2月の東西狂言も4月の春狂言も見ながら感想を書けなかったので久々の狂言メモ。

去年は宗彦さんと千之丞さんが体調不良で演者や役に変更があったこの会。今年は最寄りの谷町線が事故で止まり、三笑会のお三人さんも遅れ、15分遅れの開演に演目順変更。遅刻は別の理由だそうですが、この際谷町線のせいにしようと思ったらすぐ復旧してしもた、狂言は夏物の衣装がないからクールビズで冷房きかんと暑いなどと内輪ネタトークで笑わせながら本編へ。

「附子」留守をまかせる太郎冠者と次郎冠者(逸平、千三郎)に秘蔵の砂糖(水飴)を食べられまいと猛毒の附子だと言いおいて出かける主人(千作)のお馴染みの話。実は小学校の1年か2年の時に学校で初めて見た狂言がこれで、来てくれたのがどこの流派の人かも分からないしそれが「狂言」だと分かったのも随分後だけど、太郎冠者って変な名前〜とかいいつつ笑ってた覚えが・・・。「煽ぐぞ煽ぐぞ」のコミカルな動きに飴を食べる音や言い訳のために掛け軸を破ったり、天目茶わんを割ったりも全て口での擬音と型。席が脇正面で横から見る加減になったけれど、前後の動きがよく見えこれはこれで面白かった。

「三本の柱」前に野村さんちのも見たなーこれ。おめでたい脇狂言で爆笑ではなくほのぼの系。果報者(千之丞)が普請に使う三本の柱を冠者(網谷正美、丸石やすし、松本薫)に取りに行かせ、1人が2本ずつ柱を持って帰れと知恵試しをするお話。3人があれやこれやといいつつすぐに重いからと柱を降ろして休憩してしまうところが冠者らしいところ。謎を説き囃ながら帰ってくるのを聞き、段々囃に乗って行く果報者がいい。

「首引」九州から帰る途中(?)鎮西(宗彦)の前に突然表れた親鬼(七五三)。取って喰うぞといいながらよく見ると若いいい男なので、まだ人を食べたことをない姫鬼(童子)に食べ初めをさせようとする。鎮西はなんだかんだ牽制しつつ、腕押し、脛押し、首引と力比べをした挙げ句、逃げ出してしまうのだけど、七五三さんの親鬼の親バカぶりと前フリの逸平さんのトークでも予告のあった童子さんの姫鬼。これが恥じらった仕草でぴょんぴょんはねるように動くのが可愛い過ぎ。しかし、武人のカッコしてたし鎮西って鎮西八郎為朝本人だと思ってたら、大蔵流では鎮西ゆかりのモノ、和泉流では鎮西八郎為朝となってるらしい。どっちよ。
posted by あさみ at 22:19| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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