2005年03月28日

ローレライ

映画版「ローレライ」をやっと見た。原作では何度も出て比重をしめていたあの歌が使われないと聞いた時点で別モノと切り替えて鑑賞です。

最後の艦隊との戦いはCGも迫力あったし音楽も最後のまとめも嫌いじゃないが、原作の登場人物が持ってる過去やしがらみは薄く感じた。今日一緒に見た3人ともが映画化云々以前に福井ファン。これだけ見て全て分かった気になられると違うというのは友人の弁。
艦長や折笠を初めとする背景の変わった人物や木崎さんのように原作の何役かを合体させたような人物と時間の短い映画に当てはめる工夫や軍令部幹部に切腹を迫る朝倉など原作にない画面用の見せ方はある程度評価するし、日本映画っぽいウエットさがなく製作側のやりたかったことも感じる。しかし、予想範囲内と言えば予想範囲で、映画として単体で見たらまあまあ及第点かなーと言うのが正直な所。大湊など動機が希薄な人物もあるし、思いきってもっと人物を絞っても良かったのでは?

映画館を出る時、後ろを歩いていた二人連れの男性客が「もっと戦争映画かと思ったらヤマトっぽかった」と言ってたのにも納得。
ただ、エンディングロールで一人も客が立たなかったのは珍しかった。
posted by あさみ at 01:42| 大阪 ☔| Comment(3) | TrackBack(0) | 映像 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おはようございます。
私も及第点つけます、一応。
昔、全く観る気をそいでくれた日本映画独特の言い訳がましさとか、
ここで泣け〜的なワザトラマン演出がない点は
評価に値しますが、最近の日本映画はいい作品が多いからねぇ・・・。(^^;;

CGは、うーん、なんですけどね。
「オペラ座の怪人」でも使っていたんでしょうが、
ここがそうだ!って場面がなかっただけに、
こちらが上手か。
(ローレライはわかるから・・・)

絹見さんの「帰投する」の言い方が好きですね。
「さ、か〜えろっと」って感じで。
悲壮感がないから好きだし、
万に一つの確立でも、もしかしたら生きていてくれたかも・・・と思わせるところが。

「亡国のイージス」にも通じるところですが、
作者はきっと、日本が軍隊を持つとか持たないとかの論議の前に、
一体誰が何に対して責任をとる覚悟があるのか、
それを決めろ、と言っているような気がしました。
Posted by きたこ@香野 at 2005年03月28日 09:21
こんにちは。
映画観賞お疲れ様でした。

やっぱり原作読んでると、映画の内容と比較して
しまうので、薄く感じてしまうのはしょうがないでしょうね。
なんたって2時間で描ききるんですもんね。
音楽はすっごく良かったと思います。
「ヤマト」のノリにより近かったのは
音楽のせいもあるかもですね。

劇中に「椰子の実」が使われなかったのは仕方ない
として、主題歌とされている「子守唄」が案外使われて
いる回数が少なかったように感じました。

やっぱり内容は、詰め込みすぎての消化不良でしたね。
枝葉をもっと整理できたらよかったかも・・・
でもフジTVの宣伝は上手いので客足は伸びているようです。

30日に「終戦のローレライ」の画コンテ集が出る
そうです。映画「ローレライ」ではなく「終戦の
ローレライ」と言い切ってるところに期待したいです。
Posted by ねこ(江戸) at 2005年03月28日 15:28
こんにちは。

>きたこさん
CGはペランペランでもなかったしある程度と思ってたからあんなもんかなーと。
読んでいくと分かると思いますが、原作の艦長はもうちょっとやさぐれてます。ストレートに特攻反対論者ではないしね。
そうですね。責任の所在かな。「Twelve.Y.O」は沖縄基地とアメリカ絡みですし。

>ねこ(江戸)さん
死ぬ側の人間の描写が弱いからパウラの存在が薄い。南方の話がイメージだけだから決起した連中が中途(掌砲長が寝返るの早いし)時間が短いから仕方ないんでしょうけどもね。
私は「椰子の実」の曲自体に元々思い入れがあるので、原作で使われてて嬉しかったんですが、単に「ローレライ」って語感からするとモーツアルトがはまるかもしれません。
画コンテ集って庵野さんのですか?店頭でチェックですね。
Posted by あさみ at 2005年03月29日 11:23
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