半年ほど前から言っていたRobyn Hitchcock & Minus 5の
ライブのために6日から東京遠征してきた。
去年"See You Next" と言って帰ったロビンだけど、前が12年前だけに
まさか直ぐ来ないでしょ〜。と思ってたのがなんとR.E.M.のピーター・バック、
サポートメンバーのスコットとビルに、ジョン・ラムバーグのMinus 5と
一緒にやって来るとなると悪天候だろうがめげてられない。
あまりにも濃いライブでいまだ頭が飽和状態のため、いつも以上にまとまりなく
無駄に長いのでご容赦を。まともなライブレポは期待しないで下さい。
低気圧を背負ってたどり着いた表参道FAB、第1日目。
6日は追加になったアコースティックセットで、会場も半分しか使っていないため
予想以上に席が近く、椅子にかけた時から狼狽え気味。そこへふつーの人のように
入って来て角に落ち着いたのが赤い首巻きのロン・セクスミス(彼は完全にお客さん)。
その内にまたふつーに入って来たのがピーター・バック。
ここからなんとも非日常な不思議な空間になり、いいのかここにいて?と何度も思う。
段取りはゲストの和久井光司/ブラザーズ & シスターズの演奏があり、
Minus 5での演奏、絲山秋子さんの朗読、ソロでやったロビンが次にピーターを呼ぶ。
ここでMinus 5の時は逆のサイドに座っていたピーターが目の前に座ったんですね。
先に席が近いと書いたけれど、座っていた最前列からステージは1m程しかなく、
私的には盆と正月が一緒に並んでギター弾いてるようなもの。
どんだけ都合のいい夢でもあり得ない状況に涙腺が決壊しかかる。
その後スコットとビルが出てVenus 3になり、最後にはジョンとゲストの
モーガン・フィッシャーも加わって6人での8 Miles Highが圧巻。よくやるカバーの
中でもやって欲しい曲の一つだったけどアコースティックセットでこれをやるとは!
次の日のもかっこ良かったけどな〜これはちょっと聞けなさそう。
この日の面白かった人、ビル・リーフリン。スペースが狭いため3度タンバリンを
落とし、その度に前の連中がまたやったの?とでも言いたげにチラッと振り返る。
なんとも和やかな雰囲気は7、8日のライブでも同じ。
そういや一番馴染みのなかったジョン、ギター巧い。
前のバンドのCDも持って来てたので1枚購入。
2日目。通常のステージを使ってのライブ。
先にMinus 5+モーガン・フィッシャーがやり、Robyn & Venus 3、
アンコールでは全員登場。プラグを繋ぐと様相が変わりロックバンド然となる。
Minus 5はThe Gun Album、Robyn & Venus 3はOle! Taranthlaの新盤からの
曲を中心に古い曲も交ぜていく。Adventure Rocket Shipはエレキが鳴ってる方が
好きかな。N.Y.Dollや去年から生で聞きたかったBriggsもやってくれて満足。
この日から去年と同様にステージ上にセットリストが書かれたコーンが登場し、
ロビンのおとぼけトークのネタにもなる。Getしたのは同行して頂いたNariさん。
3日目。Minus 5+モーガン・フィッシャーの後、ロビンソロから順番に
増えて行くパターン。前列からのリクエストにも答えてくれたし、
レノンやルー・リードにと、この日が一番パワフルだった気がする。
ロビンが来ていたシャツが去年東京で見たのと同じ花柄シャツ。
そういや1日目とこの日終わってから出て来た時のシャツの柄が
気になって仕様がない。足の生えたミミズなのかなんなのか・・・?
ってホントにどうでもいい話。
で、ライブだけでもお腹いっぱいの上に、各ライブの後はまた皆わざわざ
出て来てくれてサインや写真撮影に応じてくれるのですっかりミーハー状態に。
まあロビンはまともに前向いて撮ってくれないし、同行のみどりさんなどは
名前のないサインで遊ばれたりと相変わらず面白過ぎなんだけども、
ピーターなぞ屈んでくれるんだよ。いい人だなあー。
一緒に撮ってもらった写真は後で見たらお父さんと子供状態だったけど、
いいんだこれは家宝にするんだ。
しかし疲れる以上の収穫を得られたのでは?
収穫どころか現実とは思えないほどの体験でしたね。
僕にとってはこれからの人生、音楽に関しては何を目標にしたらいいのか分からなくなるほどです。しばらくクールダウンします。またどこかでお会いできたらいいですね。
やっぱり行けば良かった・・・
と今更ながら後悔してますわ・・・(T_T)
>こもりさん
ホントに疲れてる暇なんかありませんでした。
まだ狐につままれたような気分もちょっとあるのに、
大きくて暖かかったピーターの手の感触などは
結構リアルに残ってて気を抜くとトリップしそうです。
私もクールダウンが必要かもしれないですね(^^;
>れいくさん
マジで都合が許せば来て欲しかったですよ〜。
想像以上に近かったしすごい音の空間で
ありえない体験でした。
この組み合わせはR.E.M.本体が動くと難しいけど、
何か機会がありましたらまたご一緒しましょう。
五十嵐正さんがブログに写真を上げられてました。
まともなお話はこちらまで。
http://tadd.txt-nifty.com/blog/
夢見たいな週末でした〜。
月1くらいでああいうイベントあれば
がんばって毎日生きていけるのになあと
今日仕事しながら思ってましたよ。
ビル・リーフリンがとっても優しかったなあ。
タンバリン落とすところ見たかった(笑)
今日の打ち上げクルーズも行きたかったですよね〜。
職場から出て時計を見ると下船予定時間の9時過ぎ。
仕事が恨めしかったです。
ビルのタンバリンは振動で落ちるみたいで、
ドラムを叩く手は止めずにじーっと見てて、
パートが終わった後でこそっと拾ってました。
同じ1日目ではMadonna of the Waspsのコードを
ピーターがジョンに教えながら弾いてたのも
印象的でした。それに忘れちゃいけない2日目の
お父さん!肩に力入り過ぎ!なドラムもね(笑)